大阪でのタチウオルアーゲーム
大阪の南港〜北港の湾奥エリアのアーバンフィッシングで狙える、大阪湾秋の風物詩「タチウオ」
緑・ピンクのウキ釣りのライトが今年も沿岸部にずらりと並びます。
台風の21号の前後からショアからの釣果も聞こえ初めて、今はF3~4くらいのサイズが回遊しているようです。
※タチウオは体長があるため、F(フィンガー、指)の本数で体高を図り、指標とします。F5以上で、大物の「ドラゴン」と言うことが多いようです。
まずはタチウオに必要なタックルの情報から見ていきましょう。
一般的なタチウオに必要なタックル
ロッド:8~9フィートのロッド
リール:2500~3000番のリール
ライン:PE 0.6~1号
リーダー:フロロ20lb前後、ワイヤーリーダー
かくいう私は、タチウオ専用のタックルを持たないため、エギングロッドを流用しています。
大体のルアーに対応できて、パワー・飛距離ともショアライトゲームでは一番の汎用性を持っていると思います。
遠方のアジを狙う、とっさのサゴシにも対応できる、大阪では難しいですがアオリイカを狙う。
それに加えて本題のタチウオにも対応できてしまいます。
エギングロッド使用時のタックル
ロッド:エメラルダス 86ML
リール:エメラルダス 2508PE-DH
ライン:PE0.6号
リーダー:12lb~14lb
タチウオ狙いの専用タックルに比べると、もちろん使用感・操作性は劣りますが必要十分かと感じています。
推奨されるラインよりも太さを落としている分、飛距離を稼げていると思います。
タチウオの歯は鋭く、ラインを太くするか、ワイヤーリーダーの使用が推奨されます。
今回はあくまでエギングの流用ですので、細い糸を使用しています。
エギングロッドでのワインド/ジグの使用感
ジグ編
エギングロッドは、~20gが主体のため、ジグでの釣りでは背負えるウェイトに制限を感じます。
ただし、JACKALLのビッグバッカージグや、ブリーデンのメタルマルなどを使用すると、
エサのウキ釣り、ワインドに比べて飛距離が出せるため、フィールド状況によっては大きなアドバンテージを得られることも。
ワインド編
エギングロッドではワインドの3/8オンス、1/2オンスはウェイト的にも操作がしやすい。
ただし、エギと違い手に伝わる抵抗感の大きいワインドは手首への負担に配慮する必要があります。
ダートを連続させる場合は、中指と薬指の間にリールフットを挟む通常の握り方よりも、
薬指と小指の間にリールフットを挟む方が、手首への負担が少なく操作がしやすいですね。
今回使用しているエギングタックルも、エギングの中では入門機のためロッド・リールともに重さがあります。
上位機種であればさらに快適に、様々な釣りに生かせそうですね。
大阪でのタチウオポイント
大阪の湾奥でのショアフィッシングは、できる場所がかなり限られています。
特に今年は、台風21号の影響で阪神間の釣り公園、解放区が休園や立ち入り禁止になっています。
そのため、今年は特に一部のポイントに人が多く集まる傾向になっているため、ポイント情報は控えさせていただきます。
ポイント情報は調べるとすぐに出てきますけどね・・・!
もともと湾奥は陸地間の水道が多く、流れが早くなり、隣のアングラーとお祭りが起きやすい場所です。
特にこの時期は、夜間でも1~2m間隔に人がびっしりいることも珍しくないため、
餌のウキ釣りの仕掛けが、アングラー2~3人分のスペースを流れてくることもあります。
互いに配慮して、トラブルのない釣りを心がけましょう。
初心者の釣果
タチウオの釣りにチャレンジして、3回目でようやく初めてのタチウオをGETしました。
上記のメタルマルを中層上付近でリフト&フォールを繰り返していたところ、バイト!
結果的にはF3.5ほどの大きさですが、ガツンというバイトは独特で、バス釣りをメインにしている私には新鮮なものでした。
最初にフッキングをしてからの暴れ方や泳ぎ方が独特で、水面へ引っ張り出した時に、
タチウオの形状からか、他人とラインが交差しているように感じるような独特の走りを見せてくれました。
まだまだ数を釣っていないため、伝えられることが多くありませんが、
決して難しい釣りではなく、バス釣りやエギングからの派生でも楽しめそうです。
YOUTUBE等で目にする沖堤防に渡っての連発劇も、近いうちに体験したいなと思わせてくれる、非常に楽しいルアーゲームです。
秋が深まる時期ですが、海釣りはハイシーズンを迎えます。
皆さんもぜひチャレンジしてみてください!