台風前後の淀川バス釣り【安全第一】

バス釣りにおいて、天気・気圧・気温、底質、ストラクチャーなどの「変化」は重要な要素です。
関西地方を通り抜ける台風によって、ここ淀川にも大きな変化が訪れます。

今回は、台風の前と後に分けて淀川バス釣りの傾向をお伝えしていきます。（個人の主観が多分に含まれます）

強風・大雨などに要注意。台風通過後も河川は、水位の上昇・急流など危険が及びます。
特に釣行時は足元のぬかるみにより、水面への転落事故が増えます。無理なく安全第一を心がけましょう。

バスは、環境の変化に備えて活発に捕食活動を行います。特にシャローエリアなどで、小型のバスがよく釣れるようになります。
また、台風に備えて河川では放流量を上げることがあり、流れが生じやすくなります。

そのため、シャローエリアのストラクチャー周辺で、小型バスを狙ったリグでアプローチをすると、
今までに体験をしたことがない爆釣を経験することも。

風が強くなることから、ある程度のウェイトを持たせ飛距離を伸ばせるライトリグが良いでしょう。

淀川ロコ御用達のNOIKEワーム。食わせとアピールは文句なしの実績です。
ある程度のウェイトもありで、強風時の使用でもストレスは少なめ。
入り数と価格も良心的なため、安心して数釣りに臨めます。

OSPの人気のシャッドテール。少し重めのシンカーと組み合わせることで、抜群の飛距離を生みます。
巻いて良し、リフト＆フォール良しで、食わせ〜リアクションと幅広く対応することができます。
小型にはテールを食いちぎられることが多いため、少しサイズが大きめのシャッドテールが良いかもしれません。

急激な増水などで、ベイトを含め多くの魚がワンドに逃げ込みます。
それを目掛けて大型のバスが捕食行動に入るため、ベイトに似ているルアーにバイトが生まれやすくなります。

また、増水時は濁りが強いためシルエットが出やすい色・形を意識し、
さらに波動やサウンドを発生させる強めのルアーセレクトがキモとなります。

流れが強くなるため、強めのタックルでアプローチしましょう。

バズベイトのマストバイ。スモールシルエットながら、飛距離・サウンド・立ち上がり全て文句なし。
淀川の濁りには、ホワイトカラーが効きやすい。管理人の過去２番目のビッグバスをもたらしたのもこのルアー。

飛距離重視のウェイトと、強く水を押す巻き心地が、濁り時にはとても心強いです。
豊富なカラーとサウンドタイプがあるため、何タイプかをローテーションしてその日にハマるものを探しても◎。このルアーでの釣果は40UPが多い。

タックルによっては飛距離が出しづらくなるが、圧倒的な存在感は他にはなかなか無いルアー。
やる気になっている大型バスを惹きつけるには十分なシルエットのため、サーチ的に使用することも。
万が一が起きやすいルアーのため、アシストフックは必ずつけておきましょう。

上記でも紹介した様に、ゲーリーバズベイトで過去２番目のビッグバスをゲットしたことも。
台風後の増水したワンド内でベイトを追いかけていたビッグバスにアプローチした結果が、約57cm・約2.9kgでした。

淀川でなかなかのサイズのバスが釣れたのも台風パワーの恩恵があったからだと思います。
身の安全を第一に、無理をしない程度に台風前後のチャンスをものにしてください。